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ロボット刑事
昭和48年4月5日〜9月27日 フジテレビ系放映
毎週木曜7時〜7時30分 全26話
制作:東映 原作:石ノ森章太郎(少年マガジン連載)
出演 千葉治郎、高品格、(Kの声)仲村秀生、紅景子、加賀由美子、三上左京、千葉真一(特別出演)他
バドーの凶悪犯罪に対処すべく霧島サオリ博士によって造られた犯罪捜査ロボット、それがロボット刑事Kである。
熾烈を極めるバドーとの戦いのなか哀しき宿命のために、人として生きる事を望み、願いながら彼は自らを戦闘機械へと化していくのであった。 |
怪ロボットを操り、殺人契約で依頼者の悪を助長するバドー犯罪組織が捌く怪事件が発生!
これに科学捜査の必要とみた警視庁は、頻発が予見される難事件に対処すべく、芝大造(高品格)と新条強(千葉治郎)、そして突如現れたロボットKから成る特別科学捜査室の編成を決定する。
突然現れたKに対し嫌悪感をあらわにする2人であったが、次第にKを理解し協力し、老刑事の鋭い感、青年刑事の不屈の闘志、Kのハイテクノロジーが三位一体となりバドーの人知をこえた犯罪に挑む。
☆Kは目の変化で感情を表現する、通常は黄色、戦闘時は赤、悲しみ等は青になる。
☆ジョーカー Kの乗る犯罪捜査専用車。搭乗員は3名時速500kで走りマッハ1で飛行可能!(そんな速さで飛んでいるようには見えない) ガルウングドアだが、少し壊れそうで恐い、ベース車はフェアレディーZの特別仕様車。
☆バドーの殺人セールスマンと依頼人によりレンタルされる殺人ロボット、バドーの殺人契約を交わしたものはそれによって得られる利益の10倍の額を支払わなければ契約の解除は出来ない。契約違反の場合はバドーマンによって処刑される。
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普段のKは黄色い帽子と赤いWのスーツをまとっているが、一度戦闘態勢に入ると「ゴー!」の声と共にスーツを脱ぎ捨て戦闘モードになる、この時Kは普段の5倍のパワーとなる。
また、22話でKは強化改造をされその後は「ブローアップ!」の掛け声と共に赤いボディーに変身、それまで右胸に内蔵された破壊銃だけだったが、ブローアップ後は全身兵器のロボットとなる。
ブローアップ後のK、もはや兵器となった。
せっかくのパワーアップではあるがドラマは終盤、5回しかこの姿は見れない。 |
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マザーはKのエネルギー補給基地でもあり、安らぎの場でもある。
Kの「マザー」の声に反応しビームでKを牽引しエネルギーを補給させる。 |
AKのコメント
☆ロボット刑事は、他の変身ヒーローと違い刑事という舞台の中で人間でないロボットの苦悩、また人間よりも純粋であるがために悩み、考え込むK、それをサポートする、新条、芝両刑事にその娘たち。
最初のうちは「この鉄くずやろう」呼ばわりされていたKもいつしか人間同様に扱われるようになり、「はぐれ刑事」のような温かい雰囲気も感じられる事もある。
やはり、中でも芝刑事役の高品格氏(故人)の演技も重要なポイントだ、高品氏の出演により刑事ドラマとしての重みがグッと増している。存在感のある役者さんであった。元ボクサーだったのだがいい味出してました(麻雀放浪記では最高の演技でした。)
☆1.2話に登場する新条強の兄敬太郎、役の上でだけでなく千葉治郎氏の実兄千葉真一が特別出演!当時すっげーうれしかった!仮面ライダー1、2号編ぐらい興奮したものだ!ギャバンにも出演された千葉真一氏最近パッとしませんが、好きなんだがなー、日本ではもう千葉真一氏のようなアクションスターは出てこないのでしょうか?真田広之氏に期待していたのにだめでしたね。
☆KはWのスーツの上にコートを来ている事があるが・・・なんで?防弾チョッキを兼ねていたらしいが、あんたロボットでしょ。
☆これまたそのまますぎるバドーのロボットのネーミング、ワッカマン、テナガマン、ジリキマン、カメレオマン、ナナツマン、コワシマン、ヒコーマン、カミナリマン、コシカケマン、ロッカーマン等、なんかアンパンマンの名前みたいだぞ!
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ロボット刑事のキャラクターグッズはほとんどがポピーが発売。
しかし、プラモデルはバンダイとアオシマの2社で発売され買う時にどちらを買えばよいのか、かなり悩んだ経験を持っている。
主題歌は、雄叫びの水木一郎兄貴!音楽はのりのりの菊池俊輔氏、オープニングタイトルでジョーカーから降りて目が輝いてテーマが流れる。
私はこのテーマのイントロ部分がたまらなくカッコよくて好きだ! |
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