レインボーマンの魅力は何と言っても主題歌であろう。
歌詞の重みと本当にこのような歌が(死ね死ね団のテーマ)TVで流れていた時代をえらい!と感じてしまう。
すべてあの!故川内康範先生の作詞である。
歌詞の内容につきましては他で調べてね(^^
主題歌を歌う安永憲自は後の水島 裕氏である事は有名である。
アニメ版レインボーマンでは水島 裕の名で主題歌を歌われている・・・水島氏は年令不祥ですね。
死ね死ね団のテーマはその過激な歌詞の内容もあってか?現在でもカラオケの中でもよく歌われている。
あまりの歌詞に歌手もびっくりしたのか?一部の箇所で先走りして歌っている。
レインボーマンのレコードはワーナーパイオニアとアサヒソノラマレコードから発売された。
アサヒソノラマ盤は45回転のドーナッツ盤とソノシートの流れをくむパピイシリーズが発売されパピイシリーズにはお馴染みのドラマを収録キャスティングはオリジナルではなかったが、青ニプロによる井上真樹夫氏をはじめとする豪華な顔ぶれだった。
この当事のソノラマのドラマは(実写の場合)声優の質が悪くドラマを聞く気がしないものが多い中、このレインボーマンは、秀作といえよう。
現在は、VAPよりオリジナルBGM集が発売されている、1枚に収録出来なかったものは、ダイヤモンドアイのBGM集に追加収録されているので2枚そろえると完璧になる?
☆変身ブーム真っ只中、1話完結の番組がほとんどであったこの時期に、すべて連続ドラマ、しかも主人公のレインボーマンは、第2話の最後の最後に登場するという、嘘のような作品作りに当時、子供だった自分達は困惑したが、やがて異様でかつ魅力的なレインボーマンの世界に引き込まれていった。
☆製作が東宝であるレインボーマン、東映作品に比べてキャスティングも地味目である、しかし、押さえる所はしっかりと押さえてあり、小泉博氏や藤木悠氏などのベテラン陣で脇を固めている。
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☆死ね死ね団の団員のコスチュームはとてもファッショナブルだ。
70年代の雰囲気がひしひしと伝わってくるような
このファッション、とてもいかしているとおもいませんか?
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☆特撮シーンでは過去の東宝映画のシーンが幾度か登場する、東宝ならではの魅力であろう。
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☆これがダッカー戦闘機だ!高機動性をを持つ戦闘機でレインボーマンを苦しめた。
しかし、このロケットどこかで見たような?俺このプラモ持っていたぞ?
確か?ほにゃららバード1号とかいう。 |
☆同じ川内康範氏の原作でもこのレインボーマンと東映のコンドールマン、モチーフはかなり似たものがあるが、作品の雰囲気は東映の明るいコンドールマンに対しレインボーマンの雰囲気は暗いのである。 ※コンドールマン(マイナーヒーロー参照)
☆レインボーマンが唱える呪文に「オンタダギャトウド ハンバヤソワカ」の呪文がある、これは傷の治癒や重傷患者も蘇らせる凄い呪文だ!(これもありがたいお経だそうだ!)
レインボーマンは、昭和57年10月から58年3月にアニメ化されTBS系で全22話放映された。
各キャラクターは上記の通りで左がダッシュ7で順に1〜6である。
タケシは7体の分身に分れて元素集合の術により巨大ロボレインボー7になる。
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これがレインボー7だ!
巨大ロボブームだったためにレインボーマンまでがロボットに?
さすがに人気は今一つであったようだ。
ちなみに死ね死ね団は死ね死ね帝国と変更されて、宇宙からの侵略者という設定になった。
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好評であったレインボーマンも52話で最終回を迎え幕を閉じた、日の丸をバックに日本を守り続ける事を誓い、終わりとなる。
まさか、この後番組にもっと強烈なヒーローダイヤモンドアイが来るとは思いもしなかったが・・・
とにかく川内康範先生の作品群は強烈であった。
日本のために戦ってくれたレインボーマンに心からの拍手を贈りたい。
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