香港ツアー上映会
ゲスト ホテルで昼食後、いよいよ上映会です。G.O.Dの竹田さん、MEDIA ASIAのベイ・ローガンさんが司会進行を勤められました。 ちょっとしたトークの中でベイ氏が「リーとトンワイ(ラオ少年)の会話を暗記していて再現できる人はいないか?」の問いに、 我らが熊の爪さんが挙手!!舞台に上がり、リーのセリフを喋らせてくれるのかと思えば、リーの役はベイ氏(なんじゃそら!)。 すっかりリーのつもりで舞台に上がった熊の爪さんは「Let me think」という一言しか喋らせてもらえず、延々とベイ氏は オーバージェスチャーでリーのセリフを真似していました(間違ってたゾ!)。 でもお礼にということでジョン・ベン氏のサイン入り未公開写真を進呈されたのでした。 (でもジョン・ベンは昨晩さんざん写真もとり握手もしたゾ!)。 また、残念ながら予定されていた方々は登場せず(元華の話が聞きたかったぁ)。 ただ、「ドラ道」のボスであるジョン・ベン氏、同作で「マンマミーヤッ!」と叫ぶ人ではなく(汗)、リーの後ろから迫るが、 ヌンチャク一振りですぐやられる役のアンディス・ネルソン氏、ルビー・チョウの息子(!)であり俳優のデビッド・レオン氏が 紹介され、逸話を公開してくれました。 |
ジョン・ベン氏にサインをもらうRYOH-1さん。 なぜかジョンの頭にバンソーコーが...。 |
ツアー参加者にレクチャーするデビッド・レオン氏。 かなりの男前でした。 |
アンディス氏はロバート・リーの同級生で、レストランでロバートに偶然会い、そこで一緒に食事中だったリー
に「そこの外国人!明日オレのスタジオに来い!」と言われて「ドラ道」に出演することが決まったそう。
撮影ではヌンチャクが当たってしまい、会うたびに「Sorry!
Sorry!」と謝られたとのことです。
これは「燃えドラ」でのジャッキー・チェンの逸話とよく似ていますよね!
その他ジョセフ・クーから「ドラ道」の曲に英語の詩をつけてくれと頼まれた話などがあり、
極めつけが同じく同級生であるマイク・(ロミ)レメディオ(ス)が大丸商事さん、レインボーさんらの企画により
「怒りの鉄拳」の主題歌他を再録した!という話です。会場では「怒り〜」のサンプルテープが流され、聞き
慣れたバージョンと異なるマイロミの声に感動いたしました。
近く日本で発売予定だそうです。
ベイ・ローガン氏と。
左からRYOH-1さん、熊の爪さん、まるで猿さん、Walk
On。
1.TVCM:上述したインターネットプロバイダのCMです。 2.「燃えドラ」中文版アウトテイクス:G.O.Dで販売されたビデオやロフトイベントで上映された物とのダブリあり。 ただ、キャットスーツを着てメイリンに一言言って、テラスのガラス戸からではなく、普通にドアから廊下へ出ていく シーンがあるのには驚きでした。 その他馬鹿笑いするリーがカチンコの横から見えるものなどがありました。 中文版アウトテイクスということでカチンコにははっきりと「中文」の文字が! また有名な「Outside!」のシーンでは口の形が「Outside」とは確かになってませんでした。ビックリ! |
3.死亡遊戯メイキングドキュメント(1976公開) これはカンヌ映画祭で上映され、これを見て日本の東宝東和は100万$で「死亡遊戯」版権購入を決意したとのこと。 会場で上映された物は無声。 雑誌(イエナ社BM3)に掲載されている死亡遊戯製作8人委員会は、実は全員が俳優さんで映画用に揃えた 人たちとのことで一同アゼン!ただ、委員会の様子を撮影したのがブルース・リー宅だったようです。 (たぶん雑誌に出てるシーンがそうではないか?)。 死亡遊戯8人委員会 このアゴを触るテイクが延々3分近くあったのには参りました(笑) 公開された死亡遊戯にはラストで逮捕されるunhappyバージョンがありますが、これはマレーシア当局の「殺人を犯した 人は捕まらなければならない!」というお達しに基づいたものだそうです。 その他の内容は、カマヌンチャクを振る人や足配りだけの足専用そっくりさん他、多くのそっくりさん映像があり、タンロン では上半身ハダカになってポーズするシーンがあって貴重性は極上。 でもガリガリで貧相な体つきでした(笑)。 これらは「 第2のブルース・リーを探す」という名のプロジェクトで、その計画書の表紙には「物色李小龍第二」と書いてあり ました(そのまんまやんけ!)。 塔の格闘シーンはそれほど多くなかったですが、上半身ハダカのジャバールの周りにスタッフが多くいる映像、カチンコが 出る直前に写るリーの横顔、イノサント戦での見たことないヌンチャクの構え(前にかざす手を腰の辺りに低く構えていた、 めちゃカッコイイ!)等々、急に出てきた未公開映像に心臓がドキッとしました。 |
4.クローズ版死亡遊戯アウトテイクス 夜間の野外シーン(レストラン食事後の)撮影風景、NGなど。 イノサントもからんだこのシーンは香港の郵便局前での撮影とのことです。 この格闘シーンで特筆すべきなのはカチンコのディレクター名がサモ・ハン・キンポーであることです。 竹田さんにそのことを言われ、注意深く見ていると確かに「SAMO」と書いてあるのを確認しました。 こちらでも映像の最後に、イノサント戦でのもの凄く気合いの入ったヌンチャクを振るリーがいきなり出てきてドキッとしました。 |