AKのヌンチャク振り回し講座

「燃えよドラゴン」編

 第3回は少し複雑、ヌンチャクの持ち替えテクニックがあり、前回よりもカッコよくみえる。

ただ一つ問題がある、それは、映画では、ヌンチャクをリーが振り回す時、敵に画面切り替えられ次に別アングルになるのだが、実際は同じ場面の2カメラ撮りを別々に使っている。

そのためここでは同じ動きの別アングルとして掲載しているので物足りない場合はNo.20からNo.2へ戻して繰り返せば映画とおなじ位の時間となります。

 今回も「怒りの鉄拳」編と同様に
止め右基本左基本といったこの講座だけの特別な呼び方をしています。


アングルA アングルB
最初の構え(ブルース・リーで最も有名なポーズ)
1.構えの状態から左手のヌンチャクを離し右手で左腰に巻き付ける様にもっていく。
2.左腰に巻き付けた時、右手を添えて持ち替える

※この時持ち替える左手は普段の持ち方とは反対の逆持ちをする。
3.左手、逆持ちでそのまま右腰に巻き付ける。
4.巻き付けたヌンチャクを反対に巻きかえるように、
5.左手、逆持ちでもう一度、左腰へ巻き付ける。
6.逆持ちのまま上に跳ね上げ左肩に巻き付ける。

※少し無理があるがこの部分をマスターするとカッコよくなる。
7.肩から下に振り下ろし左脇に入れる。と同時に右手に持ち替える。※この時は普通の持ち方で
8.右手に持ち替えたヌンチャクを右外側に振り出し
9.外で1回転させて右基本
10.右基本ではヌンチャクを軽くつかみ、すぐ離す。
11.ヌンチャクを前に振り出し
12.外で1回転させて・・・
13.下へ振り下ろし
14.すばやく右基本に戻す。

左手でヌンチャクをつかみ。
15.ヌンチャクを振り上げ左基本に。
16.もう1度、ヌンチャクを振り上げ右基本へ・・

※この時ヌンチャクは左手に当てるだけ
17.ヌンチャクを前に振り下ろし
18.外で1回転させる。
19.そのままヌンチャクを振り下ろし
20.振り上げて右基本

※この時も左手に当てるだけ
21.ヌンチャクを振り下ろしながら右脇に持っていく。
23.止めで決める。

※この時口をとがらせる事が鉄則!


「燃えよドラゴン」のヌンチャクには持ち替えという技術が新しく入っている。

これは「怒りの鉄拳」、「ドラゴンへの道」では一瞬しか使われていなかった技術で、死亡遊戯から多用されている。

 本来、ブルース・リーのヌンチャクは右側だけに変化を加えていたが、持ち替え、逆持ちという新しい技で左右のバリエーションを与え、今まで以上にカッコよくなっている。

 特に普通の人はヌンチャクの逆持ちと持ち替えをしないのでこれを行うとすごくうまく見えるし本物のブルース・リーの動きになるので是非マスターしてもらいたい。

 ※逆持ちが少しわかりにくいので補足しておきます。

本来、ヌンチャクは持った手の親指側に接続された、ひもの位置がきますが、逆持ちの場合は小指側に、ひもがくる事を示しています。

皆さんも怪我をしないように楽しく、カッコよくヌンチャクを振り回しましょう。

 

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