ブルース・リーFAQ


ここではブルース・リー関係のの質問をFAN掲示板等で受けた内容を掲載致します。
随分前にUPした内容なので記事としては古いものが多くありますが、ご了承下さい。
Q  以前から疑問に思っていたことあるんです。
   定説では燃えドラ以外のリーの作品は怪鳥音のみリー本人の声であるということなんですが、
   私自身、映像制作の仕事に携わっていて、怪鳥音のみ吹きかえるというような面倒くさいことが有り得るのかと、
   もしかして怪鳥音も声優が吹き替えているのではという疑念がどうも消えないのです。
   よくよく聞いてみると燃えドラとその他の作品の怪鳥音の声質が微妙に違うように思えるのですが、
   実際どうなんでしょうか!?
A  最近フォレスト出版から邦訳も出た『伝説のブルース・リー』に掲載されているリンダ夫人の証言によれば、
   基本的にアクションシーンの部分の声(怪鳥音など)はリー本人が吹き込んでますが、リーは北京語は話せないので
   セリフ部分は北京語声優が吹き替えたと書いてありましたね。
   (回答 たけ坊さん)
   

   最近、IUMAの中村頼永師父と手紙でやりとりする機会があり、その際に気になっていた2、3の事柄を質問させて
   もらいました。
    その中で怪鳥音についての回答も頂きましたので、以下に載せます。
    ”最後に、怪鳥音の件ですが、私はB・リー始祖本人のものだと思います。
   怪鳥音も格闘技術の一つですから、始祖が他人にやらせるとは考えられませんし、あの声の感性は間違いなく始祖です。
   あの感性の声は、他の人では出ません。「死亡遊戯」のクリス・ケント氏や、「ドラ道」の偽怪鳥音(*これはクリス氏では
   ありません。)、「ドラ道」のサントラシングル(TAM)、「ドラゴン水許伝」の怪鳥音、等々、どの人も一生懸命、始祖の怪
   鳥音を真似していますが、残念ながら感性の違いはどうしようもなく、始祖の本物の怪鳥音の響きを再現出来ません。
   もし、吹き替えた人が居るのであれば、今まで何等かの形でもっと話題になっているはずですし、「死亡遊戯」の怪鳥音に
   昔のものを、わざわざ再編集し直さなくても、その人物を起用したはずではないでしょうか。
   私は、日本公開版は本人のものであると信じます。”
   (回答HIDEさん&中村頼永師父)


   香港では当時は吹き替えが常識だったようでブルース・リーもその分野には口を出さなかったようですね。
   しかし、声優があの怪鳥音を出せなかった、という事でブルース・リーが声を入れたということが定説です。
   ブルース・リーの映画は様々な吹き替えにより世界で公開されています。
   特に「ドラゴン怒りの鉄拳」に関しては、どの吹き替えに対しても格闘シーンは同じ怪鳥音です。
   この事から見てもやはり本当のブルース・リーの声であるから他に吹き替えをせずそのまま使っているのではないで
   しょうか? 
   それと共に「伝説のブルース・リー」のリンダ夫人の言葉を信じれば間違いないのではと思います。
   声質が微妙に違うのは録音現場の違いもあるかも知れませんし、グリーン・ホーネットの気合のような声が「燃えよ
   ドラゴン」の怪鳥音と同一人物とは思えませんですし状況のよって声も違うという事も考えられます。

   ただし、「ドラゴンへの道」の英語版のようにほとんどの部分が吹きかえ、という例外もありますが、中村師父が言われる
   ように他の人の声はあきらかに違いが分ります。
   リンダ夫人の言葉を信じるしかないのでは?
   という事で、怪鳥音のほとんどはブルース・リー本人の物であるという事で、この話題は終了しようと思います。
   (回答 AK)


Q 「ドラゴン危機一発」「ドラゴン怒りの鉄拳」「ドラゴンへの道」のサントラレコードで主題歌を歌っているマイク・レメディオスとは
  何者なのでしょうか?
A マイク・レメディオスの正体の謎は、どうも迷宮入りしそうな気配ですね。
  残念なことですが。以前に友人のアメリカ人に彼の唄を聞かせて、「ネイティブ・スピーカーの発音か?」と意見を求めたところ、
  アングロサクソン系ではないようだが、日常的に英語を話す環境に育った者のように思われるとのことでした。
  第2次ブルース・リー・ブームの頃、レメディオスの正体は水木一郎さんか子門真人さんではないかという説もありましたが、
  彼らが英語で歌った別の楽曲を聞く限りでは別人のようでした。
  チャーリー・コーセイさんというのは雰囲気的には言われてみれば似ているという感じがしますが、ちょっと鼻にかかったカントリ
  ー・フレイバー漂うチャーリー氏の歌唱法は、レメディオスとは完全に異なります。
  彼は声量も豊富ですし、低音の安定度などから、本格ポップス・シンガーとしての訓練を積んだ歌手だと思います。
  多分香港で地味な活動をしていた中国系無名男性歌手か、究極の推理としては、作曲者のジョセフ・クー自身である可能性だ
  って皆無ではないと思います。
  (回答 ジェイドさん)
  
A ジェイドさんの書き込みが、ヒントになりその正体の解明に少し前進しました。
  実は私の身近には、正にネイティブスピーカーがいまして、夕べ、その歌声を聴かせました。
  (何故、今迄気付かなかったのか?)そしたら、いとも簡単にあっさりと言ってくれました。
  『日本人ではないですね』と。彼女の言う事には、歌声からすると中国人(広東人)ですが、
  レメディオスの名はスペイン系なので、スペイン人、アメリカ人、フィリピン人の可能性も考えられるそうです。
  ただ、レメディオスの名を知らなければ、中国人(広東人)と答えるそうです。
  う〜っ!! マイク・レメディオスの名を教えなければ良かった。
  そうしたら、選択範囲が狭かったのにっ。(どうせ芸名だろうし)けど、日本人では無いと分かっただけで、
  私自信は一歩前進です。
  (回答 KOJIさん)

A 2000年遂に謎がレインボー氏によって解けました!
マイク・レメディオスの詳細はこちらをご覧下さい。


Q トラックスーツはどこに売ってるのか
A ブルース・リーグッズ専門店のアルバンで扱っておられます。
  通販も可能という事なので連絡先を記入しておきます。
  
  東京都渋谷区神南1−10−6 第一岩下ビルB1F
    アルバン(ブルース・リー店)  
現在店舗はこちらにはございません


Q 1973年〜75年頃に劇場で見たブルース・リーの映画の音声が今のビデオでは違うように思えるのですが、どうしてですか?
  また、当時と同じ音声、映像の物をビデオ等で発売されていませんか?
A 「燃えよドラゴン」を除く、当時公開のブルース・リー主演作品は、英語版を元に東宝東和、東映洋画で日本公開のオリジナル
  編集等を加えてあり、現在発売されているビデオ等では日本での劇場公開当時の音声で見る事は不可能になっています。
  東宝東和に問い合わせられた方もおられましたが、現在は当時の状態は残っていないようでした。
  ちなみに現在のビデオで発売されていたり、リバイバル公開されていたりしているものと、当時の劇場公開の違いを簡単にこ
  こで書き加えておきます。
  「ドラゴン危機一発」
  基本的には英語版とほとんど同じですが、オープニングタイトルは香港公開版のBIG BOSSでオープニングテーマが東宝東
  和オリジナルのテーマ(TAMレコードのサントラと同じ)が流れます、劇中でもそれらが使われ、愛のテーマも劇中で使われま
  した。エンディングには「鋼鉄の男」が流れていたと思います。(確認が出来ていないので確信はないですが、)
  「ドラゴン怒りの鉄拳」
  こちらも基本的には英語版と同じですが、オープニングタイトルは東宝東和がオリジナルで作っており黒バックで文字が浮びあ
  がります、タイトルバックはマイク・レメディオスの歌うFIST OF FURY こちらも日本オリジナル、他ではお座敷ストリップが
  日本版ではカットされ、エンディングも同じくマイク・レメディオスの歌で終わります。
  なお、日本オリジナル版はTVの地上波で過去に放映されました。
  「ドラゴンへの道」
  配給が東映洋画になっています、基本的には英語版が使われていますが英語版では怪鳥音がブルース・リーの声でないため
  に怪鳥音のみ広東語と同じブルース・リー本人の物になっていました、また劇中では日本オリジナルのマイク・レメディオスの
  歌が使われ、他にもビックガイというオリジナルBGMも流れました、エンディングの後にも変更がありここでも歌が流れます。
  こちらも、TVの地上波で過去に放映されましたが、オリジナル通りだったのは副音声で主音声はTVで変更してありました。
  「ブルース・リーのグリーン・ホーネット」
  英語版にブルース・リーの怪鳥音を加えてありました。
  「ブルース・リー 死亡遊戯」
  音声は英語版ですが、怪鳥音がすべて過去のブルース・リーの物を編集した声に変更してありました。
  本来、英語版はクリス・ケントの声でありブルース・リーの音声変更は東宝東和のオリジナル音声である。
  広東語版もブルース・リーの怪鳥音を編集したものを使っていますが、日本の物とは違います。
  こちらも、過去に地上波で放映されました。
  「ブルース・リー 死亡の塔」
  元は英語版ですが東映洋画のオリジナルでオープニングタイトルのタイトルバックがブルート・イースト・ファミリーの歌う「アロ
  ーン・イン・ザ・ナイト」が使われ劇中の曲もかなり変っていた、エンディングはOPと同じ歌が流れ名場面集に作り替えられて
  いる。こちらもTVではオンエアーされた。
  
  これら意外に10周忌にリバイバルされたバージョンもありますが、資料がないのでここでは触れません。
  
  またバージョン違いにおいては、たけ坊さんのHPが詳しく掲載されているのでそちらを参考にして下さい。
  
  李小龍的世界 たけ坊さんのHP
  

  現在国内で発売されているビデオは広東語版が中心で(最近は英語版も発売されて来ています。)劇場公開で見てきた世代
  にはまったく別物に見えてしまうでしょう。
  それらを不満に思っているファンも多く、個人で当時の復刻版を作ったりと、当時の公開版の要求が強いようです。
  残念ですが、今現在は当時の劇場公開の状態は見る事が出来ないようです。
  (回答 AK)


Q 「死亡遊戯」「ドラゴンへの道」の劇場公開当時のビデオをもっている人がいた、また見たという事を聞いた。
  そのビデオは販売されているのか?
  掲示板で何度かその質問が出ているのでまとめてここで答えましょう。
  それは、ある方が(名前はふせます)が復刻された物です、ここの掲示板を含め、おいどんさんの掲示板で97年の10月位
  から希望者に善意で配られました。
  その時はファンの方は絶賛して大変喜ばれました。
  しかし、その善意も不特定多数の方にサービスをされたため見事に裏切られ裏流通で販売するという
  とんでもない者が現れ、その方も残念ですが今は、そのようなサービスを止めてしまわれました。
  それだけでなく、あくまでも個人の善意で行われていたので、ダビングする手間も大変であったと思います。
  その手間でけでも大変であったのに中には、他の物のダビングを依頼して来たりするあつかましい方も出て来たと聞いてお
  ります。
  私も個人的に復刻紛えのビデオを作り(出来はまずまずですが・・)信頼出来る方のみにさしあげましたが、個人で配布する
  のは大変な作業です。
  もし、今後このようなサービスをしていただける方が現れましたら良識ある対応で絶対に迷惑のかからないようにお願いお致
  します。
  (回答 AK)



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